オンラインストアにおいて顧客とのコミュニケーションを創出できる、ポイント機能。顧客への還元となるポイントは、利用する場面がよりスムーズであるほど購入体験が向上し、売上アップにもつながります。
Shopifyのストアでのポイント利用は、カート画面のほか、Shopify Plusストアであれば決済直前のチェックアウト画面にも提示可能です。今回は「チェックアウト画面でのポイント利用」についてお話します。
ポイントは利用しやすければしやすいほど良い
ショッピングごとにロイヤリティを還元するのが、ポイント機能の主な仕組みです。還元されたポイントを利用することでストアへの再訪の確率が高まり、リピート購入への布石として機能します。
顧客にとってポイントは、使い方に対するストレスが低いほど「貯める⇔利用する」の循環が生まれ、リピート率がアップします。特にロイヤリティが還元する瞬間の、「ポイントを利用する」導線は重要です。可能な限り多く「ポイント利用」の場面を設けることは、ストア自体の魅力を上げる施策につながってきます。
またポイントの存在は、顧客の購買意欲を後押しする効果も。決済直前であるチェックアウト画面でもポイントが利用できることで、顧客の離脱を防ぐ働きが期待できます。
チェックアウト画面への実装例と顧客からの見え方
ではチェックアウト画面にポイント機能を設置すると、どのように表示されるのでしょうか。ポイントアプリ「どこポイ」を例に、実装について紹介していきたいと思います。
※チェックアウト画面への実装はShopify Plusストア限定です
※ポイントアプリは「どこポイ」（株式会社リワイア）を使用します
※意図しない挙動を防ぐため、作業は必ず複製したチェックアウトでおこなってください
①チェックアウトエディタで作業をおこないます
②「＋アプリを追加」から「dokopoi-use-point」を選択し、追加。「アプリによるチェックアウトのブロックを許可する」チェックボックスにチェックをいれます
③設定が済んだら保存し、チェックアウトエディタを閉じ前の画面に戻ったら、公開を選択
④チェックアウト画面にポイント利用のボックスが反映されると、以下のようになります
設定の詳細についてはどこポイのマニュアル「チェックアウト拡張機能」をご参照ください。
カート画面に表示していても、そこで利用し損ねてしまう顧客も少なくありません。決済直前に「やっぱりポイントを使いたいな」と思う気持ちにそっと差し出せるのが、チェックアウト画面という最終局面でのポイント利用の提示だと思います。
ポイント利用を、より気持ちよく
顧客とストア、コミュニケーションの起点となるポイント機能は、「気持ちの良いショッピング」を演出する側面もあります。「還元が受けられる」という機能自体の特別感が購入の後押しをしてくれますが、さらに利用もスムーズであれば、顧客のストアに対する満足度が中長期的に向上するはずです。
「利用のしやすさ」に焦点をあてると、カート画面にプラスしてチェックアウト画面のカスタマイズは、やらない手はありません。Shopify Plusストアであればすぐに実現可能なので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
導入前から導入後まで伴走！手厚いサポートなら……「どこポイ」
「どこポイ」は日本の商習慣に合わせ、1円単位でのポイント付与・利用設定ができるほか、ユーザー単位でのポイント付与率変更で会員ランク制度も導入しやすいShopifyアプリ。Shopify Flowを利用したポイント付与・利用の自動化、連携など、ストア独自のポイントプログラムを設定することもできます。さらにShopify POSに対応しているほか、他のPOSシステム連携アプリの追加導入で、実店舗とECとでポイントの共有が可能。そのほか、日本人のスタッフが日本語で、ストアの目的に合ったポイント活用方法や設定方法を手厚くサポートしています。「日本語で理解しやすい説明を受けてみたい」なら、一度「どこポイ」を試してみてはいかがでしょうか。