顔の見えないECだからこそ、最も重要なのは顧客との関わり合い方。数ある施策の中でも継続的な利用が見込まれるポイント機能は、顧客との中長期的な関係性を築き上げるのに効果的です。Shopifyで構築したストアであれば、アプリを追加するだけで簡単に実装できます。
ただ運用直後はまだポイント保有数が少なく、顧客に「次の訪問」を促すのが中々難しい場面も。そんなときは、「リピーター限定で付与率をアップ」するなど、ポイント機能を応用してみてはいかがでしょうか。今回は「ポイントアプリを駆使してリピーターを作ろう!」について解説します。
付与率アップで再訪問につなげる!
ポイント機能は長く利用してもらえばもらうほど、ポイントが蓄積され「お得感」が増し、「ストアのファン」となった顧客が定着していきます。しかし1度きりの訪問では「お得感」が感じにくく、場合によっては2回目の訪問へとつながらないことも少なくありません。ストアの開店初期などは特に「初めまして」の顧客が多数を占めるため、売上の見通しにも影響が出ます。ストアを長期スパンで運営していくには、「2回目の訪問をしてもらえるか否か」が鍵となってくるのです。
初めてストアを訪問してくれた人をフォローアップし、リピーターとなってもらうためには「2回目の購入」に「お得感」を演出するのが効果的です。「2回目の購入にはポイント付与率アップ」など、次回以降の利用でよりお得になるような設定をすることで、再訪問を促すことが可能に。顧客には初回訪問後にフォローアップのメールを送信し、「次回購入時はポイント付与率アップ」の旨をお知らせすることで、アプローチをします。
2回目購入のハードルを下げることで、継続的に利用してもらう可能性がぐんと上がります。それぞれ導入済みのアプリの設定で実現可能な場合があるので、今一度何ができるのか確認してみると良いでしょう。
【リピーター施策ができる一例】
・どこポイ(株式会社リワイア)
条件設定を利用【例】累計購入回数が1回の場合→リピーターにポイント付与率アップ
・EasyPoints(Lunaris)
特典ポイントが設定可能
アプリの活用で「ファンダム」構築
ECは実店舗と違いふらっと訪問してもらうことが望めないからこそ、ファンを醸成し、継続利用してもらうことがとても重要です。ファーストタッチだけでは次につながらない可能性も高いため、次回来店へのハードルを下げる施策が、まずは取り組むべきアプローチになります。ポイント付与率の変更で任意の相手に「ぜひまたご来店ください!」のメッセージを発信することで、しっかりと「ファンダムの構築」が望めるようになるのではないでしょうか。顧客によるファン層が安定すれば、それに従ってストアの運営も安定が見込めるようになるはずです。
ポイントアプリは、ストアの継続利用を促すのに特にお勧めです。ただ運用を軌道に乗せるには少し時間がかかることもあるので、機能を駆使しながら丁寧なアプローチを行う必要があります。また、それぞれのアプリにはただ貯めるだけではない応用もあるので、顧客との関係性をさらに向上できる機能を試してみるのもお勧めです。
条件設定でポイントの付与率を変更可能!リピーター施策をしたいなら……「どこポイ」
「どこポイ」は日本の商習慣に合わせ、1円単位でのポイント付与・利用設定ができるほか、条件設定でリピーターなどに付与率アップができるShopifyアプリ。ほかにも顧客タグの活用で会員ランク制度の導入や、Shopify Flowを利用したポイント付与・利用の自動化、連携など、ストア独自のポイントプログラムを設定することもできます。さらにShopify POSに対応しているほか、他のPOSシステム連携アプリの追加導入で、実店舗とECとでポイントの共有が可能。そのほか、日本人のスタッフが日本語で、ストアの目的に合ったポイント活用方法や設定方法を手厚くサポートしています。「日本語で理解しやすい説明を受けてみたい」なら、一度「どこポイ」を試してみてはいかがでしょうか。