ECのプラットフォームとして、カスタマイズ性の高さから支持を集めているShopify。追加機能はアプリの導入で容易に実装できる点が魅力ですが、中でもノーコードでワークフローを作成するShopify Flowは、様々な作業を自動化できるため、ストア運営の効率化に欠かせない機能として注目されています。
ロイヤリティプログラムのひとつであるポイント機能も、運用を続けるには多種多様な作業から逃れることができません。この膨大な「手作業」をある程度自動化できるとしたら……?今回は「Shopify Flowでポイント運用を効率化」について、お話していきます。
Shopify Flow×ポイントで、何が変わる?
Shopify FlowはShopify公式が提供するオートメーションアプリです。主な仕組みは、「ストア上で○○すると自動で△△する」といったワークフローを、ノーコードで作成できること。テンプレートも100種類以上あるため、専門的な知識がなくとも簡単に設定が可能です。(※Shopify Flowはベーシックプラン以上で利用可能)
基本的な仕組みさえ理解すれば、エンジニアではない人でも、自力で「作業の自動化」を実現することができるのです。
ここでポイント機能の運用を振り返ってみましょう。購入金額に応じてポイントを付与する、という基本機能はもちろんのこと、キャンペーン対応や会員ランクでの付与率変化、顧客へのアプローチ施策など、マーチャントが行うべき「作業」は多岐にわたります。
ここにShopify Flowを掛け合わせると、基本機能に「プラスアルファ」の設定も盛り込んだうえで、自動化することが可能。ストアに合わせた柔軟な運用を実現し、かつマーチャントの手作業を減らして、新商品開発やマーケティング企画に時間を割くことができるようになるはずです。
時短と応用の具体例
Shopify Flow×ポイントで、実際にはなにが実現できるのでしょうか。ポイント機能を実装できるアプリ・どこポイを用いて、具体例をご紹介。以下のラインナップについて、今後数回に分けて解説していきます。
a)ポイントの有効期限の連絡を自動化
b)SNS連携を促す「登録でポイント付与」設定
c)店舗のポイントを自動で共有
d)利用の多い顧客にボーナスポイント付与
e)レビュー投稿へのインセンティブを自動化
紹介した例は、可能な自動化の一部。効率化はもちろんですが、他アプリ連携もShopify Flowで実現可能です。
活用できるものは活用して、ストアを最適化
オンラインストアの運営は、継続するためにしなくてはならないことが膨大なうえ、「ストアをよりよくするために」やれることも無限大です。Shopifyで構築したストアにおいて、そうした「やるべきこと」を助けてくれるのが、Shopify Flowをはじめとした様々な機能になります。
一分一秒でも時間が短縮できるなら、こうした機能に頼らない手はありません。一方でノーコードとはいえ設定に自信がないマーチャントも少なくはないと思います。その場合は、プロに助けてもらうのも一つの手。気になることがあれば、Shopify Flowと連携しているアプリのサポートに相談してみることをお勧めします。
今後複数回に分けて、Shopify Flowのワークフローの具体例を紹介していきます。
導入前から導入後まで伴走!手厚いサポートなら……「どこポイ」
「どこポイ」は日本の商習慣に合わせ、1円単位でのポイント付与・利用設定ができるほか、ユーザー単位でのポイント付与率変更で会員ランク制度も導入しやすいShopifyアプリ。Shopify Flowを利用したポイント付与・利用の自動化、連携など、ストア独自のポイントプログラムを設定することもできます。さらにShopify POSに対応しているほか、他のPOSシステム連携アプリの追加導入で、実店舗とECとでポイントの共有が可能。そのほか、日本人のスタッフが日本語で、ストアの目的に合ったポイント活用方法や設定方法を手厚くサポートしています。「日本語で理解しやすい説明を受けてみたい」なら、一度「どこポイ」を試してみてはいかがでしょうか。