Shopifyで実現するサブスク×ポイント、お勧め施策3選

Shopifyで実現するサブスク×ポイント、お勧め施策3選

Shopifyでストアをオープンさせたら、まず目指すのは売上の安定。定期的な売上を確保するには、サブスクリプション(以下サブスク)の導入は検討すべき項目です。ただ制度を導入するだけでは、登録を増やすのはなかなか難しいところ。顧客にサブスクを自然に受け入れてもらうには、「プラスアルファ」の取り組みが必要となります。そのひとつとしてお勧めなのが、ポイント機能との掛け合わせ。サブスク移行をポイントで後押しすることで、登録を確実なものとすることができます。

 

サブスク移行促進に加えて、ブランドへの認知向上や顧客に愛されるストア作りに貢献できるようなポイント施策について、以下より3つの例を紹介します。

 

≪施策例に使用するアプリ≫

サブスク……定期購買(株式会社ハックルベリー)

ポイント……どこポイ(株式会社リワイア)

※以下の施策例は上記2アプリ導入済みであることを前提として解説します

※どこポイと定期購買の連携についてはこちら→どこポイと定期購買アプリのポイント連携マニュアル

 

サブスク商品ならポイントアップ(自動的に会員ランクアップ)

サブスクの対象商品の付与ポイントを高くすることで、「お得感」を演出します。登録への心理的ハードルが下がり、悩む顧客の背中を一押しする効果が期待できるはず。また、この演出の発展形として「サブスク登録で会員ランクをアップする」仕掛けもポイント機能で実現可能。


登録への入口として、「サブスクに切り替えれば『お得』に購入できますよ」とアピールする施策です。


≪マーチャントのメリット≫

・サブスクに移行してもらう可能性が高くなる

≪顧客のメリット≫

・サブスクを選択すると通常より「お得」


≪実装方法≫

ポイントアプリ・どこポイの設定内「高度なポイント付与(条件付与)」か、条件設定にて、任意の商品群などにポイントを付与することができるようになります。定期購入商品に対して、通常よりポイント付与率を高くする設定で、サブスクに「お得感」を紐づけ。応用編の会員ランクも、この条件設定を活用することで実現可能です。詳しくはこちら→定期購入(サブスクリプション)とポイント機能の連携

 

★実装が済んだら……

顧客に継続的にストアを利用し続けてもらうために有効な、サブスク。毎回のショッピングをサブスクに切り替えてもらうには、「サブスクにするとメリットが大きいですよ」とメッセージを発信する必要があります。今回の「サブスク商品はポイントアップ」もその一つ。実装が済んだら、顧客にしっかり周知しましょう。

特に、同じ商品を複数回購入している顧客はサブスク移行のメリットを感じてもらいやすいはず。2回、もしくは3回同一商品の購入が確認できた顧客を対象に、サブスク移行のお知らせを配信してみることをお勧めします。

 

サブスクの継続日数(特定の購入回数)でポイント付与

サブスクを継続してくれた顧客に対して、特別なポイントを付与することでロイヤリティを上昇させます。顧客の「サブスクを継続しよう」という気持ちを後押しする施策です。

 

≪マーチャントのメリット≫

・サブスクを継続してもらいやすくなる

≪顧客のメリット≫

・サブスクを続けることで「特別な顧客」として扱われる

≪実装方法≫

実現するには、Shopify Flowを利用します。詳しくはこちら→定期購入(サブスクリプション)とポイント機能の連携

 

★実装が済んだら……

サブスクに登録してもらえたら、次に考えるのが「解約せずに継続してもらうこと」。顧客との関係をより長く維持するために効果的なのが、「特別な贈り物」です。任意の購入回数や継続日数に合わせて「特典ポイント」を付与することで、顧客の購入体験をワンランク上げることができます。またその仕組みをきちんと提示し、「あと●回購入したらポイントがもらえる!」など、顧客にポイントの存在を意識してもらう環境醸成が鍵。「継続すると良いことがある」との認識の浸透が、サブスクの解約を防いでくれます。

 

ストアやブランドへの接触増加

 

サブスクは、顧客とストアとの中長期的なコミュニケーション構築と密接な関係があります。導入を決めた顧客は、「ストアのファン」になったと言っても過言ではありません。この好循環をさらに外側に発展させるには、その顧客の周囲にもストアの価値を提示できると良いでしょう。

 

顧客の交友関係に波及する利用の一例は以下が挙げられます。

・貯まったポイントでギフトを送ってもらう

・お土産や面会用に季節限定商品の購入してもらう

 

交際時に必要なショッピングにもストアを利用してもらうことで、まだブランドを知らない人に商品を知ってもらうチャンスに。また贈られた側の人にとっては、「友人が勧めてくれたから」と、その商品への信頼感も高くなるはずです。

 

人から人へのブランドの伝播の機会を逃さないためにも、ギフトを購入してもらいやすい環境作りが重要。「サブスクで貯めたポイントを利用しませんか?」といった背中を押す一言とともに、ギフト特集のページへ誘導するなど、ストア上に仕掛けを作っておくことをお勧めします。

 

売上の安定と顧客の「お得」、サブスクで両方実現

Shopifyで構築したこだわりのストアだからこそ、顧客との関係性構築がブランドの発展の鍵。そんなストアにとってサブスクは、売上の安定はもちろん、末永く顧客とのコミュニケーションを維持していくという観点でも、とても重要な施策です。そしてサブスクを導入してもらう入口と、継続を支える伴走を、ポイント機能で支えることができます。またブランドの影響力の拡散についても、ポイント機能の演出で背中の一押しが可能です。

 

中長期的な関係性を軸に運用するサブスクと、続けるほどロイヤリティが高まるポイントは、非常に相性の良い仕組みと言えます。サブスク×ポイント、試してみてはいかがでしょうか。

 


導入前から導入後まで伴走!手厚いサポートなら……「どこポイ」

「どこポイ」は日本の商習慣に合わせ、1円単位でのポイント付与・利用設定ができるほか、ユーザー単位でのポイント付与率変更で会員ランク制度も導入しやすいShopifyアプリ。Shopify Flowを利用したポイント付与・利用の自動化、連携など、ストア独自のポイントプログラムを設定することもできます。さらにShopify POSに対応しているほか、他のPOSシステム連携アプリの追加導入で、実店舗とECとでポイントの共有が可能。そのほか、日本人のスタッフが日本語で、ストアの目的に合ったポイント活用方法や設定方法を手厚くサポートしています。「日本語で理解しやすい説明を受けてみたい」なら、一度「どこポイ」を試してみてはいかがでしょうか。