ストアの会員やSNSの登録を増やしたい!‐ポイントできっかけを作る

ストアの会員やSNSの登録を増やしたい!‐ポイントできっかけを作る

こだわりのECサイトをShopifyでオープン。中長期的に安定した売上を築くには、ブランドに親しみを持ってくれるファンを増やしていかなくてはなりません。そのためにも、会員登録を増やして顧客とのコミュニケーションを強化していきたいところ。各種SNSもフォロワーを増やして、しっかりとアプローチしていきたいですよね。

 

会員登録もSNSへの誘導も、何をきっかけに進めていけば……と悩むマーチャントにお勧めしたい方法の一つが、ポイント機能の導入。ポイントをきっかけにすることで、登録への導線を作り出すことができます。今回は「ポイントをきっかけに会員やSNSの登録を増やそう!」について、解説していきます。

 

ECだからこそ、コミュニケーションに工夫が必要


そもそもECは、リアルな店舗と違って接客することが難しい環境です。だからこそ、様々な手段を講じてコミュニケーションをとることを意識し続ける必要があります。

 

では、目に見えない顧客とコミュニケーションをとるにはどうすれば良いのでしょうか。まずはマーチャント側が正確な顧客の情報を入手しなくてはなりません。顧客の姿が見えてこないと、アプローチするべき内容が不安定になり、どこに何の情報を提供すべきなのか、オンラインでの接客が暗中模索になってしまうからです。

 

ただ闇雲にECサイトへの会員登録をお願いしても、顧客からすると「登録は面倒くさい」とスルーされるのも少なくなく、さらに依頼の頻度が高すぎるとストアに対して悪印象を抱かれかねません。顧客に手間と思われないように登録への心理ハードルを下げるには、「登録することがメリットになる」ような、マーチャントと顧客の双方に利がある施策の設定が必須です。

 

例えば「会員登録やSNSを追加することで何かしらのインセンティブが受けられる」前提があれば、前向きに登録へと進んでくれる可能性がぐっと高まります。このメリットを感じてもらう手段としては、クーポンの配布やポイントの付与が想定されます。

 

クーポンもポイント機能もいずれもディスカウントの施策ではありますが、クーポンが一度限りのものであるのに対し、ポイント機能は「次回のショッピングでもポイントが入手できる」など、中長期的な利用を促すことができます。ただShopifyはクーポン優位の特性があるため、ポイント機能はデフォルトで備わっていません。追加アプリで実装することが可能ですが、詳しくは「Shopifyにポイント機能は実装できる?」「ストアをShopifyに移行したい!ポイントも一緒に移行できる?」で解説してますので、ご参照ください。

 

ポイント機能なら会員登録もSNS誘導も一石二鳥

ポイント機能をフックにした登録誘導がなぜお勧めなのか、詳しく説明していきましょう。まず最初の課題であるECサイトへの会員登録ですが、ポイント機能を実装しただけでクリアします。ポイントはショッピングごとに付与され、かつ顧客が好きなタイミングで利用ができる機能であるため、ポイントを積み立てる場所として会員登録が必須となるからです。

 

また多くのポイントアプリには、「会員登録時にポイントを付与する」機能がついています。会員登録そのものにインセンティブがついていることで、顧客にとっては「会員登録しない方が損」という雰囲気を作り出すことが可能です。

 

次にSNSへの誘導ですが、ストア運営の業務を自動化できるShopify Flowを活用すると実現がスムーズです。「ストア上で○○すると自動で△△する」といったワークフローをノーコードで作成できるShopify Flowであれば、ポイントアプリとLINE連携アプリの接続も可能。「LINEの友だち登録をすることでポイントが付与される」といった任意の設定ができるようになります。

ただShopify Flowは2023年現在、Shopifyのベーシックプラン以上で利用可能な機能です。現在のストアの状況に合わせて、導入アプリの選択を考えていくことをお勧めします。

 

ECサイトへやSNSへの登録が進むと、ストアができることの幅が格段に広がります。

・顧客情報に沿ったキャンペーンの配信

「累計10回以上購入いただいた方限定セール」などの通知

LINEを用いたポイント情報や商品の再入荷のお知らせ

店舗で商品を購入いただいた方にオンラインでのでの継続購入を促す送料無料クーポンの配布

ここに挙げたのは一例ですが、顧客に寄り添ったアプローチや、キャンペーンの配信を進めるためにも、やはりポイント機能は実装しておいた方がお得と言えるでしょう。

 

Shopify×ポイント機能の施策に悩んだら、プロに相談!

 

Shopifyにおける会員登録やSNSの誘導に、ポイント機能の実装をお勧めしてきました。いくつかあるアプリから何を導入するか、検討するなかで気を付けていただきたいのが、導入済みのアプリ同士の相性について。特にShopify Flowの活用などで他アプリと連携する場合は、注意が必要です。また、そもそも他アプリとの連携やShopify Flowに対応していない場合もあるので、ストアの方向性に合わせて導入前のアプリをしっかりと確認した方が良いと思います。

 

「色々あってどれを導入したら良いのだろう」「運用が不安」など、悩んでいるならば、カスタマーサポートの体制が整っているアプリを頼ってみるのも一つの手です。アプリの導入から運用まで「プロの目線」でアドバイスしてくれるサポートを味方につければ、ストアの運営自体をランクアップさせることもできるはずです。

 


会員登録でポイント機能を実装!さらにShopify Flowも活用したいなら……「どこポイ」

「どこポイ」は日本の商習慣に合わせ、1円単位でのポイント付与・利用設定ができるほか、ユーザー単位でのポイント付与率変更で会員ランク制度も導入しやすいShopifyアプリ。Shopify Flowを利用したポイント付与・利用の自動化、連携など、ストア独自のポイントプログラムを設定することもできます。さらにShopify POSに対応しているほか、他のPOSシステム連携アプリの追加導入で、実店舗とECとでポイントの共有が可能。そのほか、日本人のスタッフが日本語で、ストアの目的に合ったポイント活用方法や設定方法を手厚くサポートしています。「日本語で理解しやすい説明を受けてみたい」なら、一度「どこポイ」を試してみてはいかがでしょうか。