ポイント×Shopify Flowでできること、4選

ポイント×Shopify Flowでできること、4選

ストアをShopifyで立ち上げたあとも、日々の運営に忙しすぎて落ち着いてマーケティング戦略を立てられない……そう悩むマーチャントも少なくはないはず。やってもやっても終わりが見えない、無限とも言えるストア運営の業務をある程度自動化できたら、とても助かりますよね。

 

そんなときに試してほしいのが、業務を自動化できる仕組みとして注目を集めている「Shopify Flow」。今回は「ポイント機能×Shopify Flowでできること」について解説します。

 

そもそもShopify Flowとは?


Shopify Flowは、ストア運営の業務を自動化する機能のこと。「ストア上で○○すると自動で△△する」といったワークフローを、ノーコードで作成できるのが主な仕組みです。100種類以上あるテンプレートから簡単にワークフローを設定できるほか、ストアに合わせたオリジナルのワークフローの作成が可能。さらにShopify Flowの仕組みを活用することで、インストール済みのアプリ同士の連携も実現します。(2023年現在、Shopify FlowはShopifyのベーシックプラン以上に対応)

 

一つのアプリで実現できないことも、Shopify Flowを用いることでシームレスに複数のアプリを組み合わせた購買体験を構築し、提供することができるように。顧客一人ひとりに手作業でコミュニケーションをするといった負担が大幅に削減できるうえ、コミュニケーションの量と質の向上がはかれます。

 

ポイント運用を自動化してみよう!

「業務を自動化できる」といっても、実際どのように実現するのでしょうか。Shopify Flowは「トリガー」というワークフローを開始するイベントと、条件を満たしたときにイベントを実行する「アクション」の設定で成り立っています。

 

今回は日々のショッピングで動きが多い「ポイント機能」を例に、4つのワークフローについてお伝えします。

<ポイント×Shopify Flowでできること一例>

①「ポイントの有効期限を通知」でリピート機会を増やす

②「レビューでのポイント付与」でレビューの回答率アップ

③「LINEと連携(例:友だち登録)でポイント付与」でSNSでの接点を増やす

④「ギフトが贈られたらポイント付与」で積極的にファンを増やす

 

①「ポイントの有効期限を通知」でリピート機会を増やす

ポイントの有効期限を通知することで、顧客に保有ポイントの利用と、再来店を促します。

(例:どこポイ

「月初に当月で有効期限が切れる予定のポイントを取得する」というトリガーを利用することで情報を取得し、有効期限切れのポイントを保有している顧客に対して通知を自動で配信します。

 

②「レビューでのポイント付与」でレビューの回答率アップ

良いレビューを多く得られるほどストアの価値が向上し、集客へとつながります。しかし、レビューは購入後の顧客が任意で書き込むもの。ただ闇雲にストアからお願いを重ねても、手間のかかる作業に顧客が応じてくれるとは限りません。「レビューを書く」というコストに、対価としてポイントを付与することで対応してもらいやすくなります。詳しくはこちら→「レビュー×ポイントで、ストアの購買体験を高める!

(例:どこポイ×Prime Review

 

 

③「LINEと連携(例:友だち登録)でポイント付与」でSNSでの接点を増やす

顔が見えない顧客とのコミュニケーションに欠かせないのが、SNS。日本国内ではLINEが最も利用率の高いツールです。ストアと顧客とで関係性を強化していくには、まずは「友だち登録」してもらうことが必須。「登録するとポイントがもらえる」となれば、友だちになってくれる可能性が高まります。詳しくはこちら→「お客様に保有ポイントをLINEでお知らせしたい!

(例:どこポイ×CRM PLUS on LINE

 

④「ギフトが贈られたらポイント付与」で積極的にファンを増やす

ギフトは購入した顧客はもちろんのこと、贈られる相手にもファンを拡大することが期待できます。そのギフト購入にポイントを付与することで、しっかりと顧客の心をつかむことができるはずです。ポイント×ギフトの記事はこちら→「ポイントを使ってギフトを贈ろう!

(例:どこポイ×AnyGift

  

 

Shopify Flow×ポイントで、ストアの価値向上へ

 

ストアを長く運営するには、顧客にストアを好きになってもらうのが一番の近道です。顧客と直接対面できないECだからこそ、ありとあらゆるツールで顧客とコミュニケーションを取り続ける必要があります。

 

投げかけるだけでは一方向のアナウンスにしかなりませんが、ポイントというフックがあれば、顧客からのレスポンスを得やすくなります。たださまざまな施策とポイントをからめても、手作業でやれることには限界があるので、Shopify Flowの活用で効率化をはかることをお勧めしたいです。

 

今回は4つの例を解説しましたが、ほかにもまだ実現できることはあります。Shopify Flowの設定に不安がある場合は、カスタマーサポートに相談してみるのも良いでしょう。

 

この機会にShopify Flowの活用でポイント機能の運用を自動化し、さらなるコミュニケーションの強化へとストアを進化させてみてはいかがでしょうか。

 


Shopify Flowに対応!ポイント周りの動作を自動化したいなら……「どこポイ」

「どこポイ」は日本の商習慣に合わせ、1円単位でのポイント付与・利用設定ができるほか、ユーザー単位でのポイント付与率変更で会員ランク制度も導入しやすいShopifyアプリ。Shopify Flowを利用したポイント付与・利用の自動化、連携など、ストア独自のポイントプログラムを設定することもできます。さらにShopify POSに対応しているほか、他のPOSシステム連携アプリの追加導入で、実店舗とECとでポイントの共有が可能。そのほか、日本人のスタッフが日本語で、ストアの目的に合ったポイント活用方法や設定方法を手厚くサポートしています。「日本語で理解しやすい説明を受けてみたい」なら、一度「どこポイ」を試してみてはいかがでしょうか。